身近なペットボトルは身近になって還ってくる?

ペットボトルは再利用されると何になるのか

ペットボトルに戻るのは少数派?

実はきちんとリサイクルにまわされたペットボトルの中で、同じペットボトルになるのは少数派です。一番多いのはシートで41%。次は同じく41%の繊維材料。ペットボトルは13%です。残りの5%は、文房具やその他の資材になります。なぜ、ペットボトルに戻すのが一番少ないのかというと、他の原材料にリサイクルするより大変だからです。「ペットボトルtoペットボトル」いわれ、一時はリサイクルの最有力候補と言われましたが、高熱の再投入や金型による再形成などで、エネルギーが必要で、ほかの原材料化に比べ資金も大量に必要なため、少数派となったのです。それに比べて繊維やシートはフレークを溶かし、引き伸ばし際すれば、原材料にもなり、直接使える部品にもなるため、優先的にリサイクルされています。

ペットボトルが最終的になるもの

ペットボトルにリサイクルされることは少ないと述べましたが、ペレットは冷蔵庫などの家電製品のプラスチックの部分になります。つまり表面に見えている部分のほとんどが、もとはペットボトルということです。エアコンもドライヤーもパソコンのボディーも、家電と言われているプラスチック部分のほとんどがペットボトルのリサイクル品です。
繊維も身近にあるものに数多く使われています。自動車においても、ボディー以外の見えている部分はほとんどが、ペットボトルのリサイクル品といってよいでしょう。ペレット由来のダシュボードの樹脂やシートなどは内装には着色された繊維が使われています。
PETのシートは、真空金型装置などで卵の容器になったり、切断刺されて文具のクリアファイルになり、食品を真空パックにするためのブリスターパックなどにも使われています。